オヤのきもち、コのきもち

9歳と6歳の兄弟との毎日を、記録していきます。ときどき、親業。たいてい、失敗。そんな毎日。

どうせ動くなら気持ちよく。

畳んで置いておいた洗濯物をいつまでたっても自分の洋服棚にしまわない長男。いつもなら「また!しまってよ!!」と命令口調で言ってしまい、「あ~またガミガミ言ってしまった…」としょげる自分がいるところなのですが(親業やってもこのざまです)。

 

今朝ふと「あ、洗濯物がまだ床にあるよ」と声をかけたところ。

 

「あ、ほんとだ~~」

 

と何食わぬ顔で洗濯物を持っていく長男。あれ?「洗濯物をしまって欲しい」といういつもと同じ要求が満たされたのに、私の心はちっともギスギスしてな~いよ~お!!と、ちょっと新鮮な驚き。

 

そして「どうせやってもらうのであれば、相手が気持ちよく動ける言葉遣いをしたほうがお互い楽だな」と当たり前のようなことに久しぶりに気づき、なんだかホワッと心が軽くなりました。

 

この「相手が気持ちよく動ける言葉遣い」というのが、案外難しい。下心になってもだめだし、ちゃんとこちらの要求も伝えたい。で、今朝なんでうまくいったのかな、と思ったら「事実だけを伝えた」のがよかったのかな、と。

 

カバンが床に落ちているよ

6時だよ(先に6時までね、と約束しておくこと)

外は寒いよ

 

事実を伝えて考えてもらう。そうすることで自分で行動を選べることを学んでくれたらなあと。そんなにうまくはいかないかもしれませんが。

 

おしまい