オヤのきもち、コのきもち

9歳と6歳の兄弟との毎日を、記録していきます。ときどき、親業。たいてい、失敗。そんな毎日。

ザルの目を粗くする。

 

ある朝、

いつものように

「保育園行きたくな~い」と

つぶやく次男。

 

そのとき、

「行きたくないのね」と

一言サラリ、で

流せた日がありました。

 

自分でも

「え、なんか今楽だった!」と

びっくり。。。

 

だいたいは

(朝から嫌な気持ちにさせないで!)

(はあ、辛い)

(そもそも旦那がぎっくり腰だから

毎日保育園の送りまで

しなくちゃいけなんじゃん!!)

負の思考回路に陥るところが、

その時はスルッと

次男の発言をスルー出来た。

 

なんでだろう??

後で考えてみました。

 

 

 

自分の中で次男の発言を、

「ザルですくい取らない」

イメージができた

からかな、と。

 

私にとって

「イメージすること」は

とても

効果があるようなのです。

 

次男の発言を

玉のようにイメージして

それを巨大な私のザルで

あえて、すくいとらない。

 

発言の玉は

そのまま川を流れて

どんぶらこ、どんぶらこ。

海へ流れて

どこかにいってしまいました、

とさ。

 

ああ、

めでたしめでたし!!

 

ザルの網目をあえて粗く

イメージして、

嫌なことを

視覚化して、

スルーする。

 

逆に

気を抜けないときは、

細かな網目に

変形させて、

相手に

じっくり対応する。

 

 

毎日

このイライラを

どうにかしたい!

考えて会得した、

このイメージ療法。

活用してみようと

思います!

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

我が家が「泣き声通報」を受けたときの話。

悲しい事件がまた起きました。

1歳の息子をエアガンで撃った(かもしれない)両親。

 

児童相談所の対応がまた問題視されています。

でも一方で、こんな記事もある。

 

~「泣き声通報」と児童相談所の訪問が招いた家庭崩壊の悲劇~

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55638

 

 

我が家は昔、この「泣き声通報」を受けました。

 

 

説明によると

「泣き声がひどいと通報がありまして」と。

(窓開けっぱなしで鼻の吸引をしてたからだ)

 

 

「ドンという殴るような音も聞こえていると」

(子どもがベッドで跳ねた、ぶつかった、ボールが壁に当たったかな)

 

 

  

当時、夫がうつ病

私もいろいろ限界で

病院に相談し、精神安定剤を飲み、

子どもから「ママ、最近優しくなったね」など言われて

「ああ、ようやく生活が回復し始めた」と

明るい気持ちになっていた矢先に。

 

 

 

同じマンションの人から、そういう目で見られているんだな、

というショック。

 

 

薬の力を借りてまで頑張って子育てしているのに、

「応援」ではなく「監視」されている、

と感じざるを得ない世間の冷たさ。

(子育て中の親を見る目なんてそんなものなんだ)

 

 

辛い気持ちになったのは事実です。

 

 

 

玄関先で夫が会話している雰囲気が尋常じゃないと感じ、

子どもを抱いて飛んでいきました。

 

思い切り子どもを抱きしめ、一緒に笑い、

無意識に「うちは大丈夫です!」と

アピールをしている自分がいました。

 

 

こんなに笑ってすくすく育つ、

かわいいわが子を見てほしい。

 

私たちは頑張って育てている、

ということを認めてほしい。

 

今だから笑い話ですが、

やっぱり当時は辛かった。

 

 

 

でもね、それでも、

あの場に来てくれた児童相談所の職員のかたは

とても丁寧で、静かに、

私たちに接してくれた。

 

 

通報があればこんな夜遅くでも、

どんな家庭かもわからないのに、訪問する。

本当に大変な仕事だと思います。

 

 

きっと毎日毎日こんな仕事を繰り返し、

ひとりでも子どもを救おうと働いている

職員のかたが「悪」だとは

当時も今も、やっぱり思えないのです。

 

 

エアガンで我が子を打った(かもしれない)親がいるこの世の中、

 虐待を防ぐためには誤報だろうが何だろうが

ちょっとでも「変だな」と思ったら

通報してほしいと思います。

 

 

誤報でいいじゃないですか。

 

 

子どもは泣くものだし、泣き方だって個性それぞれだし、

世の中が子育てに慣れていないだけ。

 

笑って「わかってないのね、子どもってそんなものよ」

と、親の余裕をぶちかましてあげましょうよ。

 

 

余談ですが、

電車で泣き叫ぶ長男(当時1歳)をあやしていたら、

見知らぬおばあさんが寄ってきて

「ちょっと、この子の泣き方異常じゃない?」

ってささやかれたことがありました。

 

うるさいから降りてほしかったのかな?

一般の人が、

少ない自分の子育て経験内で判断することも、

危険が伴いますね。

 

 

必要なのは親のケアです。

子どもと同時に親も守る姿勢が社会にないと、

追い詰められた親のストレスが

結局子どもに向かってしまう。

 

 

「泣き声通報」じゃなくて

「見守り通報」とかに名前を変えて

「私たちは応援していますよ」

「子も親も救いたい」

「だからみんなで見守ろう」

誤報だったらいい知らせです」

なんて、プラスのイメージをつけて

相談所も政治も世の中も、

運営していけないもんでしょうか。

 

 

記事の母親を追い詰めたのは、

児童相談所ではなく

育児に非協力的な父親や

育児の責任を母親に押しつける義母です。

もう少し彼女の周りに話を聞いてくれる味方がいれば

結果は変わっていたでしょうに。

 

 

この世の中から児童虐待を無くしたい。

何が私にできるんだろう。

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保育園に行きたくない。

次男が朝、保育園に行きたくない!と

ごねるのが日課になりつつあります。

 

結局は行くのですが、

こう、毎朝毎朝続くと、ちょっとしんどいわけです。

 

「よっしゃ、今日も一日、仕事頑張るべえ!!」と、

自分で自分に気合を入れているのに、

プシュ~~~と気持ちがなえてしまう。

(ママダッテ、デキルコトナラ、カイシャイキタクナイヨ~)

 

 

 

私のコンディションが悪いと

「いい加減にしなさい!!ほら、行くよ!立って!」と、

怒鳴って後味悪く保育園に放り込むのですが

(親業を勉強していてもこの有様です)

でも今日はちょっとだけゆとりがあったので

(ブログを書きはじめたせいかもしれない)

私はいったい何がこんなに辛いのだろう?と

整理してみました。

 

 

1、保育園に行きたいくないくらい気持ちが辛いのは、次男の問題

2、保育園を休むと仕事ができなくて困るのは、私の問題

3、保育園に行きたくないと言われると元気がなくなるのは、私の問題

 

 

1つ目だけだったら問題は相手のものだけなので

私があれこれ抱えないで、きちんと聞いてあげればいいこと。

(話を聞いた結果、行かないという選択肢もあり得る)

 

 

でも今回は私にも問題がある。

(2つ目と3つ目)

 

 

2つ目は明白だし、次男もそれはわかっているとのこと。

それでも気持ちが行きたくない。

ママを困らせようと思って言っているのでは決してないのだと。

それは話し合いで分かりました。

 

 

なので素直にそのまま

「保育園に行きたくないなあ、って気持ちなのね。それはわかった。

保育園をお休みできないことはわかっているんだよね。

 

でもね、ママは行きたくないっていわれると、悲しくなって困るんだ。

(3つ目を、非難がましくなく事実として伝える)」と

伝えました。

 

 

イクラが大好きな次男。

「保育園に行く前に少しだけ時間を遅くして、

たっぷりマイクラしたら元気パワーが溜まる?」と聞くと

「うん」とのこと。

本当は彼の口からどうしたら行けるかの提案を聞きたかったのだけれど、

時間もないし、今日の実践はここまで。

 

全部が納得はできないけど、頭ごなしに怒鳴るより

マシなお別れができました。

 

 

大好きな先生に注意されることが、とっても嫌なこと。

好きな遊びを自由にできないのが、とてもストレスなこと。

ぽつぽつと「行きたくない理由」を話し始めてくれたりして、

少しだけ「今まで聞けなかったこと」が聞けました。

 

 

保育園に行ってもらわなくてはいけないことは

変えられないけれど、

朝は少し時間を取って話を聞いてあげて

少しだけでも気持ちが落ち着けばいいかなあと

思います。

 

 

(たぶん、この「保育園行きたくない」問題は続きます)

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママ、僕は教えて欲しいわけじゃないんだよ。

子どもたちが口をつぐむ12のお決まりの型、というのがあります。

 

  1. 命令 ~しなさい、~してはいけない
  2. 脅迫 嫌いになるよ、お前のためだよ、恐ろしいことになるよ
  3. 説教 ~べきだよ、~するべきだ
  4. 提案 ~したらどう?、こっちのほうがいいんじゃない?
  5. 講義 論理の展開で説き伏せる、正論を言う
  6. 非難 嫌だね、ダメだ、
  7. 同意 ~しなくていいよ、私もそう思うよ
  8. 侮辱 おまえは相変わらず甘ったれだね、馬鹿だね
  9. 解釈 ~なのは、~だからだろう
  10. 同情 気持ちはわかるよ、そうだよなあ!
  11. 尋問 どうしてそう思うの?、いつからそうなの?、なぜ?
  12. ごまかす その話は今はやめよう、それより~しよう

(詳しくは親業の本や講座で詳しく学べます)

 

なんとまあ、毎日口にしていることばかり!!!(笑)

全部言ってはいけないといわれたら、口をつぐむしかないじゃないか、と

習った時は愕然としたし、今でもこれらを完全に除去するのは無理だと思います。

 

それでも、できるだけ(自分に問題が無い場合は)これらを排除し、ニュートラルな気持ちで相手の話を聞くこと。その大切さを先日改めて気づきました。

 

朝、保育園に向かう途中、

自転車の座席から次男が話しかけてきたときのこと。

 

次男「ママ~、自転車に乗るときに免許っているの?M(長男)は免許持ってるの?」

私「いらないよ。ちゃんと乗り方を覚えて、安全教室に行って、OKって言われたら乗ろうね。R(次男)は小学校に入ってからだね」

次男「・・・ママ、そういうことじゃないんだよ。教えてくれて悪いんだけど」

私「!?」(少し考えて)

私「ああ、ごめんね。自転車に乗りたいなあ、って思ったのね」

次男「うん!」

私「早く乗れるといいね」

次男「うん」(ご機嫌になり、この話は終了)

 

「教えてくれて悪いんだけど」なんて大人な言い回し、どこで覚えたの??なんて後から思い出し笑いをしてしまいました。

そうだよね、別に答えを知りたいわけじゃないんだよね。

中越しだったので表情は見えなかったけれど、きっと最初の答えでは次男の顔は晴れなかったでしょう。

早く乗りたいという気持ちを分かってもらえた時の声は弾んでいました。

 

しかしまあ、子どもとの会話は想像力がいりますね。

ここで鍛えておけば、大人の相手など楽になりそうです(笑)

 

 

 

親業について興味のある方はこちらの本がおすすめです。

講座でも教科書的に使う一冊です。

https://www.amazon.co.jp/%E8%A6%AA%E6%A5%AD%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%82%92%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%81%99%E8%A6%AA%E5%AD%90%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E6%96%B9-%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%B9-%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3/dp/4479011137

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての人狼ゲーム

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パソコンばかりの長男次男と遊びたくて、

前々から興味のあった「ワンナイト人狼」を購入。

 

一回10分で遊べるなんてすばらしい!

ワーキングマザーは、平日ちんたら遊ぶ時間なんてないんです(涙)

 

 

で、さっそく夫と長男(9歳)と私でトライ。

 

 

 

 

10分もいらないこれ…。

5分で終わる。

 

 

 

なぜなら、私たち(夫除く)はとっても嘘が下手なタイプの人間だった…。

 

(私)人狼引いたとたん言動がおかしくなる。(ボクたち村人だヨとか言っちゃう)

(長男)嘘つかない、人の話聞かない、見つめると笑う(人狼の場合)。

 

 

だ、ダメじゃん!!

 

 

数回繰り返すと「あ、こういう時はこういえばごまかせるな」とか、

「このカードはこう動くといいな」とか、

少しずつ戦略的なことがわかってくるんだけど、

いかんせん顔がにやけるから(人狼の場合)

もう、すぐわかっちゃう。

 

 

正直拍子抜けですが、

本当にサクッと遊べるし、長男「もっとやりたい!」って気に入ってたし

こうやって家族で遊ぶ時間が久しぶりだったから、

買ってよかったなあ、と。

まだ親とゲームしてくれる年齢のうちに、いっぱいやっておきたいな。

 

 

 

ちゃんとレビューっぽいことを書くと

・3人からなのですが、大人数のほうが面白い。人数少ないと誰が人狼かすぐに予測つくので。

・好きな人や本当に仲いい人に「君人狼?」って言いにくい(笑)

・嘘つけないタイプの人は辛いゲーム

・人とコミュニケーションとるの苦手な人も辛いゲーム(議論するので)

・本当にサクッとできるので、旅行先とか家での暇つぶしにもってこい。

・ルールは簡単ですぐに覚えられる。(対象年齢は8歳からですが、たぶんできる)

 

・できれば「処刑」とか「人を食い殺す」とかの表現がもう少しソフトだといいなあと思いつつ、…8歳以上なのでまあいいかと思ったり。世界観もあるしね!

・傷防止のビニールカバーがついているセットがあるのそれがおすすめ。(私はAmazonで買いました)

・ってか、ルールと内容物がわかれば手作りできるレベル(1500円以上は正直高い)

・でもまあ楽しめるので、総じて★4つ!

(★一つ減らしたのは、世界観の表現とか嘘をつくことで進むルールに、好き嫌いがわかれるなあと思ったから)

 

 

 

 

今度は一緒に買った「はあっていうゲーム」をやるぞ~

パッケージに「米光一成、代表作バロック」ってあって震えた…。

思わず検索して、サントラCD欲しくなっちゃったわ…実家にあるのに。

 

 

(おしまい)