オヤのきもち、コのきもち

9歳と6歳の兄弟との毎日を、記録していきます。ときどき、親業。たいてい、失敗。そんな毎日。

【実録hintゼミ】イノベーション実習2~アイディアを絞る

2日目はたくさん出したアイディアを、ひとつに絞ります。

 

今まで考え付いたアイディアを、

「プラットフォームを変えることで何とかならないか?」

「ビジネスモデルを考えることで何とかならないか?」

「テクノロジーで何とかならないか?」

の3つの視点で見て、有望そうなものから探したり、

 

Why me?(本当に自分がやりたいのか?)

Why now?(遅すぎないか、早すぎないか)

Why happy?(自分自身がめっちゃ楽しいか?お客さんも楽しいか?)

で考えてみたり。

 

いくつか候補はありましたが、私の場合は「Why me?」が一番強かったアイディアにまず絞ってみることにしました。

 

・ママ向け育児コーチング付き、ネイルサロン

というアイディアです。

 

昔、まだ子どもが小さかったころ、家のごたごたも相まって精神的にストレスマックスだった時、恥ずかしながら手をあげてしまったことがありました。。。それも何回も。

 

手をあげてしまった後は必ずものすごく落ち込み、後悔し、この手を切り離してしまいたいと思ったほど、思い詰めて、でもどうしょうもなくて。

 

当時の日記に「子どもを叩こうとしてしまう衝動にかられたときに、例えば手の爪の先に気持ちが前向きになるようなイラストや、かわいい色がついていたら、少しは優しい気持ちを思い出せるかな。優しいママになれるかな。」ってかいてあって。

 

普段全くネイルはしない私。結婚式や特別なイベントで少しやった程度ですが、爪がきれいだとそれを見るたびにうれしくなり、気持ちが明るくなったことを思い出して、そうかいたのだと思います。

 

子育てで大変な思いをしているママを元気づけることができないだろうか。ネイルケアは定期的に通うので、子育て相談とも相性がいいかも?と思いつき、アイディアシートにまとめてみました。

 

【利用者像】25~35歳くらいの育児休暇中のワーママ

【利用者の課題】毎日の育児ストレスや、悩み・ちょっとした話を聞いてくれる大人が不在で鬱々としている。 子ども優先でケアできていない自分にたいして「女性としての価値」が下がっていると感じる。(しかし世間の目も気になる)

【解決の着眼点】ネイルは定期的に通うものである=育児相談との相性が良い?爪は四六時中見るのでコーチングで元気になった気分や言葉を家でも思い出して元気になれるかも。

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アイディアサマリ

とはいえ、具体的なプランはまだまだの状態です。誰がどんな相談をするのか?値段は?場所は?妄想を膨らませるのは得意ですが、本当にニーズがあるのか?など不安ばかり。

 

と、いうことで今度はこのアイディアをひっさげて、いよいよターゲットとする人にインタビューを行います!それも5人以上とのこと!わ~わ~どうしよう…!!!

 

藁にもすがる思いで近所に住むママ友や育児休暇中の同僚にLINEをし話を聞く時間をもらえないか連絡。

 

すると、運よく近所に住むお友達(フリーランスで1歳のお子さんのママ)がOKとのこと!やった~!

 

でもインタビュー5人のハードルは高い…。もし可能なら、ほかのお友達も紹介してもらえないか聞いたところ、なんと、その子含め5人のママさんが一度に我が家にお越しいただけることになりました!!(^O^)/いえ~い!一気に目標達成だわ!!!

 

 

 

が、

 

ちょっとまって、

 

ちょっとまって、

 

 

初めましての、小さいお子さんがいる方が、そんなに、

 

この、この

 

きちゃない我が家に…!!!???( ゚Д゚)

 

(リビングの壁にしょうゆやソースのシミ、床は謎のべたべた、床の四隅にホコリ(ルンバの限界)、テレビ台はホコリとガラクタのカオス、ゲームやおもちゃが散乱よ・・・おまけにカーテン破れてるし←小さいときに息子がぶら下がって切れたのがそのまんま)

 

そのLINEをもらったその日にリビングの壁という壁を拭き、ほこりを払い、ごみを捨て、翌日トイレの芳香剤を買いました。。。ふう。

 

 

大掃除より念入りだったわ。。。

 

 

ヒアリングシート作るよりなにより、まずしたのは、拭き掃除。。。

 

 

 

かくしてインタビューに臨みました!

ドキドキ!果たして結果は!!??

 

続きます。

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

【実録hintゼミ】イノベーション実習1~アイディアを拡散する

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全くブログを更新できていませんでした。なぜなら。。。

 

14日から斉藤徹先生主催の「幸せ視点の経営学を学ぶ hintゼミ」という講座に参加しており、そちらに必死になっています。。。やりたいことフルに手を出す、回遊魚な性格は今年も健在です(笑)ちゃんと休みながらね!

 

「幸せ視点の経営学を学ぶ hintゼミ」とはなんぞや?というかたは最後にリンクでご紹介しますのでご興味あればぜひ!面白いです。こんな世界があったんだ。

 

経営学」と「イノベーション」の2つの分野を選んで学べ、週一の通学かオンラインコースが選べます(3か月間)。

 

私は「経営学」を選択してオンラインコースでの受講(申し込みした時点でオフラインは満席だった)なのですが、週一も通えないので結果オーライ。そしてそして、なんとオプション(無料!)というかたちで「イノベーション」の演習「自分で新しいビジネスプランを考える」ということも参加できると知り、ケチ根性丸出しで「それもやりたいです!」と手を挙げ今に至ります。(前からちょっとやりたいことがったので、せっかく斉藤先生にアドバイスもらえるなら、やらなきゃ損だろ!えへへ)

 

イノベーションは毎回宿題が出るし、ダブル講義となり大変ですが、これがとってもとっても楽しいのです!!

 

①Why なぜ私がそれを?(主体性、熱意)

②What どんな驚きを世の中に?(価値、価格などの破壊)

③How どのように実現するか?

を見つける。

 

そのために

①自分の関心ごとからまずはスタートし、

②見方を変えて驚きを発見し

③新しい組み合わせで実現する

 

自分が心の底から欲しい、クレイジーなアイディアを最短距離で発見する手法をこれから3か月かけて実践を通して学んでいくので、実際にどうやったか、シェアできればな、と記録(というかブログ)をつけてみたいと思います!

 

イノベーション1日目の課題は「アイディアをマンダラで考える」。自分の関心ごとや得意なことを中心にが~~~っとアイディアを考えていきます。この時点では「そんなのできないんじゃない??」なんてことは考えず、「価値」と「コスト」の両方の側面で「クレイジーとも思えるくらいの」アイディアをとにかく考えていく、というお題でした。

 

アイディアを考えるのは正直どんどん出てくるタイプなので楽だったのですが「クレイジーな」というレベルまで行くのが難しい。。。というか無理でした(笑)地に足のついた考え方しかできないタイプなんだなあとつくづく自分の個性を痛感。

 

今、無消費であるサービスや商品を考え、「この価値(もしくはこの価格)なら絶対に買う!使いたい!」と自分が思えるアイディアをひねりだす。う~ん、う~ん、とうなって4、5時間かかりました(細切れですが)。写真はその時に書き込んだルーズリーフ。ぐっちゃぐちゃだし、趣味丸出しだけど(笑)結構本気で欲しいものもいくつか思い浮かんできたので、ぜひ誰か実現してほしい!

ときメモ(時代を感じる?)みたいに恋愛ゲームで学べる親業

・LINEで自重筋トレコーチン

・自信を取り戻すためのヒアリングサービス(ほめてほめてほめまくる)

・ひたすら自分の話を聞いてくれるサービス 30分500円

・ポケトルサイズのコーヒーのサブスクリプション

・学校、学童に漫画無料貸し出し(なんなら教科書を漫画に)

・兄弟(何なら親も)一緒に通える鬼ごっこ教室

・夜の学童、下宿、全員保育園義務化など、子どもの居場所づくり

・長期休みは親の会社でインターンできる制度

・体重計付き冷蔵庫(太ると開かなくなるとか(笑))

・痩せるとお金が戻るジム(なんかもうありそうですが)

などなど。

あ~~~楽しい~~~~。実現可能か?の前段階のアイディア出し大好き~~~(笑)

 

で、わっさわさ出したアイディアをを、2日目は3つに絞っていきます。

それはまた次の機会に。

 

▼hintゼミについてはこちら

https://www.join-the-dots.net/hint.html

 

おしまい

 

 

【読書メモ】ゴードン博士の人間関係をよくする本 

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1月からオンラインで経営学を3か月間学びます。コンテンツの一つに「親業」を見つけてびっくり!親業訓練協会が主催するビジネス用セミナーもあるのですが、第三者的な立場からおすすめされているのだと知り、「やっぱり、いい方法だよね」と思いました。

で、さっそく参考図書になっていた「ゴードン博士の人間関係をよくする本」(トマス・ゴードン著、近藤知恵訳)を購入して読んでみました。内容は「親業」の本をビジネスシーン別に少しピックアップしているものですが、すぐに知りたい人にはいいかも。でもやっぱりこの本を読んですぐに親業的アプローチが全部できるようになるとは思えないので、本当に身に着けたいと思うなら講座に通うのがおすすめだなという印象です。それでも久しぶりに親業に触れ、はっとしたこともたくさんあったのでメモ。

 

■問題を所有する人が問題を解決する

これは(子育てもそうですけれど)育成とか同僚との付き合いとか、ビジネスでの人間関係でも肝に銘じておかなくてはならない言葉だなあ~と。アサインという概念があるので終わらなければ自分で何とかしろよ、とクールに構えることもできるのですが、後輩が困っていたらついつい「じゃあ、自分がやるよ」となってしまうのも事実。でもそれだと「困ったらあの人がやってくれる」「自分の成長にならない」などマイナスをひき押してしまう可能性も。「救助」と「支援」は違う、ということは、ついつい手を出しがちな私みたいなタイプは常に気を付けておかなければと思いました。

 

■「参加の原則」をもっと活用するべし

経営陣や上司が立てる「営業目標」「運営方針」「部内のルール」…その他もろもろいっぱい!守れない部下にいら立つ上司。どうしたら???守られていないルールはだいたいが「上の立場の人や一部の人」だけが決め、「そのルールを実行する人」には説明だけで済まされているのがほとんどだと思いました。人は参加をして、自分も納得して決めたルールじゃないと守らない。大企業の経営方針を社員全員が参加して決めるのはどだい無理な話だとは思いますが、それでも何かやりようはあるはず。たとえばいくつかの目標を掲げて優先度を社員投票で決めたり、ネットでいつでもだれでも本音で意見を言える場を提供したり(よくありがちな『社長と社員がランチで交流』で不満や本音を言える社員はどれだけいるんだろうだろう、と思います…)

 

■完全に経験された経験は、消える

共感して聞いてもらえた、と感じるとどうしてイライラや葛藤が収まるのか。「イライラしたり葛藤を抱えたりしている人が、自分の経験を完了できるようになる、~完全に経験された経験は消去する」と本文にありました。確かに、子どもが「自分の気持ちが受けとめてもらえた」と感じたときに、いままでの癇癪が嘘のように収まるシーンは何度も経験していますし、私自身夫に「ちょっと聞いてよ!!!怒」と愚痴を気のすむまでぶちまけてぶちまけたあとは「ありがとう!ちょっと元気出た!」と勝手に解決することもしばしば(笑)本には頭が痛くなったら、その頭の痛みに集中して観察することを繰り返すと次第に痛みが消える、という演習が紹介されているので今度やってみたいと思います!

 

■最後に文中で紹介されいた「聞いて」というタイトルの詩がめちゃくちゃよかったので一部転記します。いや、本当「聞く」だけで9割は解決するんですよね…

 

私があなたに 聞いてと頼んだのに

あなたがアドバイスを口にしはじめると

あなたは私のお願いしたことをしていないの。

 

私があなたに 聞いてと頼んだのに

あなたが 私がそんな気持ちになる必要はないと 説得しはじめると

あなたは 私の気持ちを踏みにじっているの。

 

私があなたに 聞いてと頼んだのに

あなたが 私の問題を解決するために

何かしなければならないと思ってしまうと

あなたは 私を裏切るの

変に聞こえるかもしれないけれど。

~~~~~~~~~

それに私は 自分のことは自分でできるの

私は無力ではないんですもの

私は失望しているのかもしれない

でも 無力ではないのです。

 

あなたが私に何かをしてくれて

それが私が自分でできることだったら

あなたは私の恐れと不全感を作っていくのです。

 

でも あなたが それがどれほど理屈に合わなくても

私の感じていることと 私が感じているという事実を受け入れると

私は あなたに理解させようという努力をやめ

この理屈に合わない感情の背景には何があるのかを

理解する仕事に向かうことができるのです。

 

そして それが何か はっきりしたとき

それに対する答えは明白で

私には アドバイスは いらないのです。

 

理屈に合わない感情も

その背後に何があるかが理解されれば

その意味がわかるのです。

 

多分 これがときに ある人にとって

祈りが意味を持つ理由なのでしょう

なぜなら神は沈黙し

アドバイスを出したり

物事を直したりしようとしないから。

神は ただ 耳を傾け

あなたに自分でさせるのです。

~~~~~

 

 

おしまい

どうせ動くなら気持ちよく。

畳んで置いておいた洗濯物をいつまでたっても自分の洋服棚にしまわない長男。いつもなら「また!しまってよ!!」と命令口調で言ってしまい、「あ~またガミガミ言ってしまった…」としょげる自分がいるところなのですが(親業やってもこのざまです)。

 

今朝ふと「あ、洗濯物がまだ床にあるよ」と声をかけたところ。

 

「あ、ほんとだ~~」

 

と何食わぬ顔で洗濯物を持っていく長男。あれ?「洗濯物をしまって欲しい」といういつもと同じ要求が満たされたのに、私の心はちっともギスギスしてな~いよ~お!!と、ちょっと新鮮な驚き。

 

そして「どうせやってもらうのであれば、相手が気持ちよく動ける言葉遣いをしたほうがお互い楽だな」と当たり前のようなことに久しぶりに気づき、なんだかホワッと心が軽くなりました。

 

この「相手が気持ちよく動ける言葉遣い」というのが、案外難しい。下心になってもだめだし、ちゃんとこちらの要求も伝えたい。で、今朝なんでうまくいったのかな、と思ったら「事実だけを伝えた」のがよかったのかな、と。

 

カバンが床に落ちているよ

6時だよ(先に6時までね、と約束しておくこと)

外は寒いよ

 

事実を伝えて考えてもらう。そうすることで自分で行動を選べることを学んでくれたらなあと。そんなにうまくはいかないかもしれませんが。

 

おしまい

公園へは無敵ファッションで。

基本的にインドア派な我が子たち。気を抜くと先日の3連休、ずっと家にこもって終わりそうになり、親のほうが発狂しそうに。「いい加減に外に出て遊びなさい!」と公園にひっぱり出しました。

いや、ずっと家でゲームのほうが楽っちゃ楽なんですけどね。公園に行くと決まってドロケイやらオニゴ(鬼ごっこの略)やら、走ることを強要されるので、こちらも誘った手前覚悟を持って、本気の格好(=走れる格好)で望みました。

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これが私の無敵ファッションだ!
・10年以上前に買ったジャージ
・6年くらい前にハーフマラソンに出るために買ったスパッツ
・実家からひっぱり出した20年くらい前のハーパン(ゴムを変えること数回、ヨレヨレだが着心地が抜群にいい)
・いつも履いてるランニングシューズ


多少ヨレヨレでも関係ない。見てくれなんて後々。問題は「闘えるか」どうかです。

ごっこもかけっこも全力で走れます。普通の服よりフットワークが軽くなるので、思い通りに動けて気持ちいい。子どもも大喜びだし、ダイエットにもなるし、一石二鳥ね!

ちなみに公園で子どもと一緒に全力疾走してる大人なんか私くらいのものなので、時々長男の学校の友達や見知らぬ子が「何やってんの?入れて!」と加わります。

こないだなんか、はじめましてからの小学生くらいの男の子と一時間近く全力で、ドンジャンケンポンとかくれんぼをやりました。疲れたけど楽しかったな。自分が子どものとき、暗くなるまで鬼ごっこやドッチボールをしていたときを少し思い出しました。

今、公園で遊ぶ子どもが少ないなあと感じています。放課後とか土日とか、みんなどこで遊んでるんだろう?公園に行けば誰かいる、そんな時代では無くなってしまったのでしょうか。


子どもとの外遊びはランニングウエアで。

オススメです!





おしまい

チョコパイの神様は見ている。

「スルーするといい」とブログに書いた身でありながら次の日の朝、さっそくぐずぐずの次男を思いっきり怒鳴ってしまって自己嫌悪の嵐だったりするので、本当に親という生き物はその刹那を生きているものですね。

 

時間がない、ほかの予定がある、自分も気持ちが落ちているときは要注意。わかっているのだけれど…。

 

悶々として午前中の仕事をすまし、学校から帰ってきた長男に、おやつを食べながら朝の出来事を話したら「イライラしているときに、『イライラすんじゃない」って言われたら、俺だっていやだよ」と、もっともなご意見を頂戴し、うん、私も嫌だ、そうだよね、とさらに反省。

 

「どうしたらニコニコママになるかな~」って聞いたら、「まあ、甘いものでも食べてさ!」なんて大人なアドバイスをするので苦笑しながら、「そうだよね、食べよっか」と、チョコパイの袋を開け、ふと裏を見たら、こんなメッセージが。

 

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チョコパイの裏が泣ける…

 

 

あれ?見てるの?

 

チョコパイの神様、どっかで見てるの???

 

 

 

チョコパイのメッセージ、たまに本当にドンピシャで泣かせにくるから困るのよう。うまいなあ、とマーケティング目線で思ってしまう…。

 

チョコパイ、小さいころから大好きなお菓子。原田のラスクも六花亭のバターサンドも金沢のYUKIZURIも素晴らしいと思うのですが、子どものころから好きだったあの味がやっぱり一番みたいで。2年前の誕生日に長男が「ママにお菓子を買ってプレゼントしたい!」と、お小遣いを持ち、コンビニで買ってきてくれたのも、チョコパイ(6個入り)でした。その時に、「一番好きなお菓子」から「一生好きなお菓子」に変わったんだよなあ…。

 

(ちなみに、あまりに好きすぎてどれくらい食べれるかを実験したこともあり、8個くらいで気持ちが悪くなりました)

 

 

イライラしたときは、少しだけでもいいから甘いものを食べて、優しく優しくいきたいです。

 

 

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お小遣いでチョコパイをプレゼントしてくれました。

おしまい

 

 

行動の四角形を「水泳やっぱいかない事件」で振り返る。

親業で習う「行動の四角形」を今日は最近我が家で起きた「水泳やっぱいかない」問題とともにご紹介したいと思います。

 

親業では相手の言動を主観で判断せず事実のみでとらえるために「行動の四角形」というツールを使います。↓こんなのです。  

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行動の四角形

 

「行動の四角形」は三つのエリアに分かれていて、それぞれ問題を抱えている人が異なります。

 

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問題の所有者

 

①つ目のエリアは「子が問題を抱えている」

例えば、

・欲しいおもちゃを貸してもらえない

・おなかがすいた

・夕食のメニューが好きじゃない

とか、子ども自身が「嫌だ」「困った」と感じていることになります。大切なのは、親が問題をもっていないこと。親が少しでも「嫌だな」「困ったな」と思っていたらそれは③つ目のエリアになります。

 

②つ目のエリアは「子が問題を抱えていない」

平和な世界です。毎日がこうだったらいいのに・・・と、願わずにはいられません。そんなわけはないのですが。

 

③つ目は「親が問題を抱えている」

たいていの親子喧嘩はここのエリアで勃発します。

・テレビを見ていたので家を出る時間が過ぎた

  (ので、私=親が約束に遅れた)

・おやつを食べたからご飯を残す

  (ので、私=親はがっかりしている)

・おもちゃがだしっぱなしなので掃除しにくい

  (ので、私=親の掃除の時間が長い)

 

それぞれどのエリアで起こっているのか見極めて、それぞれのエリアごとに適切な方法でコミュニケーションしていく、というのが親業の基本的な行動方法です。(と、私は理解しています)エリアの見分けが間違っていると、間違ったコミュニケーションをしてしまい、さらに事態が悪化してしまうことも。例えば、親が「困った、~してほしい」と思っている(③のエリア)のに、①のエリアのコミュニケーションをとると、子どもが「まどろっこしい言い方するなよ、結局~してほしいだけだろ!!」とブチ切れてしまうことになります。成長期&反抗期の男の子ママには避けたい事態ですね、おーこわ。

 

 

 

さて、最近我が家で起きた「水泳教室、やっぱいかない」事件。

 

事の始まりは、半年前プール好きな次男に何か習い事をと、近くの水泳教室の体験会に参加しました。保育園のお友達も一緒のクラスにいたので「お、これは気に入るかな」と期待していたら、体験後「もう行かない」とな。

 

 

あ、そう。楽しそうだったのに…??

(ちょっとがっかり)

 

でも、まあ「体験教室」なので、「じゃあ別の習い事にしよっか」と、親の私も全く問題なしということで。

 

その時は完全に①のエリアなわけです。↓

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体験教室で「行かない」となったら=①のエリア

子どもに問題があるだけなので、能動的に聞いてあげることが有効です。私も、「そっか~、緊張しちゃった?」と聞いてみました。(今思うと、尋問っぽいなあ、反省。能動的に聞くって本当に難しい。先生が男の先生で、ちょっとびっくりしたらしいです。まあ、習い事自体が、初体験だったしな。。。)

 

 

で、10月末に再び「やっぱ、プール行きたい」と言い出して。体験はもうしてしまったから、今度はちゃんと通うんだよ、と言い聞かせてみたけれど「うん、行く」とのこと。

 

おおお!うれしい!

ようやく彼にも「やりたいこと」が!?

 

と、よろこんでスケジュールを確認し、予約をし、入金し、専用の水着セットとプールバッグを購入し(高い!)、いざ初回レッスンを終えた彼から一言。

 

「やっぱ、行かない」とな。

 

は????

いやいやいやいや~~~~

まって。

 その時の状況はこちら↓

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入会申し込み後に「やっぱいかない」となったとき=③のエリア




うすうす、そのリスクは感じてたものの、初回からそれかよ!!!!!!!!!お前の根性はそんなもんかい!(怒)

 

 

「あのね、お金を払ってしまったからお休みすると、無駄になるの」「体験じゃないよ、って言ったよね?がっかりしちゃうよ」と、必死に私メッセージを伝えるも・・・

 

 

 

結局今回は私が折れました。

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結局、あきらめた。

 

 

お互いで話し合う方法もできるのですが(勝負なし法といいます)、恐らく次男は一度行きたくないと言ったら絶対に曲げないタイプなので、自分の負担を考えて。

 

嫌なことは上達もしないし、それに月謝を払って無駄にするくらいなら、6000円ちょっとくらい諦めます・・・ううう。高い勉強料だわ。

 

  

ちなみにまだ①のエリアなのは、あと数回は教室に行かなくてはいけないという彼の問題が残っているから。「え~、行きたくないよ~」という次男をなだめて教室に行くことになりそうです。とほほ。

 

 

ちなみに、なんで嫌なのかを再度聞いてみたら・・・

 

 

「呼び捨てにされるのが、嫌」

 

 

え~~~~~~~~~~

そこ!?

 

 

 

おしまい